当てはまったら危険!? 「嫉妬深い女」の特徴3つ

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彼氏と交際中、ほかの女性に対して嫉妬したことはありませんか? ちょっとしたヤキモチ程度ならかわいいですが、あまりにも過剰だと、彼に「嫉妬深い」と煙たがられてしまうことも。今回は、女性209名の意見と専門家のアトバイスから、「嫉妬深い女性の特徴と治す方法」をご紹介します。

■彼氏と交際中、嫉妬したことある? 女性の本音を調査!

「こんなに嫉妬深いのは私だけなのかも……」と思っている女性もいることでしょう。そういう風に考えてしまうと、嫉妬してしまう自分が嫌になって、自己嫌悪に陥りがちに。まずは、どれくらいの世間の女性が「嫉妬したことがある」と自覚しているか、その数字を見ていきましょう。

◇彼氏と交際中、嫉妬したことがある女性は約6割!

Q.あなたは彼氏と交際中、ほかの女性などに嫉妬したことがありますか?

はい……62.5%
いいえ……37.5%

なんと、女性の半数以上が「嫉妬したことがある」とのこと。この中には、自分自身を「嫉妬深い」と責めてしまっている人も少なくはないかもしれません。

◇許せない! 女性が嫉妬したエピソード

では次に、嫉妬をしたことがあると答えた女性たちに、一体どんな瞬間に嫉妬を覚えてしまったのか、くわしいエピソードを教えてもらいましょう。

☆自分以外の女性を褒めていた

・「ほかの女性を褒めていたとき。完全に自分にはされないことだったから」(26歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系))

・「ほかの女の子を褒めていたり、楽しそうにしていたり」(34歳/医療・福祉/専門職)

自分のことを手放しに褒めてくれるのはうれしいですが、それがほかの女性となれば話は別。素晴らしい女性に出会って、つい褒めたくなる気持ちもわからなくはないですが、パートナーとしてはヤキモキしてしまいますよね。

☆自分以外の女性と2人きりで会っていた

・「会ってほしくない人と2人きりで会っていた。しかも会っているときにリアルタイムで、悪びれもなく堂々と電話で話してきたときにイラッとした」(28歳/医療・福祉/秘書・アシスタント職)

・「あいつとは絶対に恋愛関係にはならないと言っていた女性と、2人で飲みに行かれた」(30歳/学校・教育関連/専門職)

自分というパートナーがいるのにも関わらず、ほかの女性と2人きりで遊びに行ったり、食事に行ったりされたら、さすがに嫉妬してしまいそう。彼自身は「絶対に大丈夫」と言うでしょうが、好きだからこそ心配してしまいますよね。

☆元カノの影を匂わせられた

・「私が初めての場所でも彼が知っていたら、昔の彼女と来たんだ……って思う。それなりの年齢の男性だから仕方ないと思うが、気持ちが出てしまう」(33歳/自動車関連/事務系専門職)

・「元カノに嫉妬した。コソコソ連絡をしていたから」(34歳/その他/事務系専門職)

何かがあって別れた2人とはいえ、いつまた愛情が再熱するかわからないですし、もしかしたら未練があるかもしれないですよね。ただでさえ気になるのに、彼がその元カノの話をしたり、会ったりしていたら、気が気じゃないでしょう。

◎女性意見・まとめ

「嫉妬深い」という自覚がない女性でも、このような状況に置かれたら、少しくらいは心につっかかりを覚えるかもしれません。愛している男性がほかの女性に対して好意的な態度をとったり、まるで恋人同士のような行動をとったりしたら、やっぱり気になってしまいますよね。

■専門家に聞いた「嫉妬深い女性」の心理と特徴

大好きな彼氏と一緒にいるとき、つい生まれてしまう「嫉妬心」。そもそもどのような心理が働いていて、どんな女性が「嫉妬深い」と言えるのでしょうか? 心理カウンセラーの小日向るり子先生にお話を聞いてみました。

◇「嫉妬心」はどうして生まれるの?

恋愛感情における嫉妬とは、簡単に言うと「彼を独占したい気持ち」です。したがって、ほかの女性だけでなく、仕事や男友だちなど「彼の24時間をうばうすべてのこと」に嫉妬の感情が生まれることがあります。つまり論理的に言うと、24時間一緒にいて彼の言動をコントロールできれば嫉妬心は起こらないでしょう。嫉妬のメカニズムは、彼に対しての独占欲が満たされないために欲求不満が起こり、この欲求不満な状態が引き起こしている感情なのです。

◇当てはまっているかも? 「嫉妬しやすい女性」の特徴

「嫉妬しやすい女性」には、以下3つの特徴が見られます。自分に当てはまるかどうか、チェックしてみてくださいね。

☆自分に自信がない

自分に自信がない人の根底には、「自分なんて誰かに愛される存在ではない」という感情があります。こうした自信のなさは、親からの愛情不足や愛情の偏り(兄弟間の差別など)が原因で起こる思考の癖であることが多いです。そのため本人は、自分の嫉妬深さは「自尊心の低さが原因であること」に気づいていないケースがほとんどです。

☆依存心が強い

「誰かに頼りたい」という願望が強い女性は、嫉妬深くなります。特に、彼が自分の経済的基盤を支えてくれているような場合は要注意です。彼と別れたら経済的に苦しい状態になるという現実的な側面はもちろん、仕事をしていない、もしくはそれに近い状態の女性は空き時間が多くなる傾向があるため、必然的に彼のことを考える時間が多くなるからです。このタイプの女性がひとりで不安を抱え込むと、その不安は雪だるま式に大きくなります。嫉妬感情の根底にあるのは「不安感情」なので、まずはこの感情を生じさせる時間を少なくするような生活改善が必要です。

☆「見捨てられ不安」が強い

自分がいつか見捨てられてしまうのではないかという「見捨てられ不安」は、幼少期〜思春期にかけての成育歴が大きく関係しています。自我が発達する前に両親の離婚や家庭不和などを味わうと、子どもには「自分から愛情が離れていくこと」がトラウマ(心的外傷)となって残ってしまいます。このトラウマが、成人すると「もう二度と愛する人を手放したくない」という執着になり、嫉妬深くなるのです。

■専門家に聞いた「嫉妬深さ」をおさえる方法

嫉妬深い性格をいきなり改善するのは、なかなか難しいもの。とはいえ、少しずつでも嫉妬心をおさえることはできるようです。そうすることで、彼とも良好な関係が築けるかも? 心理カウンセラーの小日向るり子先生に、嫉妬深さをおさえる方法を聞いてみました。

◇嫉妬感情を認める

まずは自分自身で嫉妬深いことを認識し、彼氏に「私は嫉妬深いです!」と暴露してしまう方法があります。彼女が自ら嫉妬深いことを認めることで、彼氏は「また嫉妬してる、心配しすぎ!」など注意しやすくなります。その場で言ってもらえると反省もできますし、彼も感情をすぐに吐き出すことでストレスがたまりません。ただし、この「自分が嫉妬深い」ということはあまり深刻に言わないようにしてください。重い雰囲気で言ってしまうと、彼があなたの存在を重く感じてしまいます。あくまでもライトにカミングアウトしましょう。

◇思考をポジティブにする

物事全体を、ポジティブイメージでとらえるようにしてください。人には親和性がありますので、自分と同じような価値観や行動をする人に、より愛着を感じます。自分がポジティブ思考で明るい表情でいれば、彼も同じような言動になります。また逆から見ても、彼が笑顔でいるときにあなたも笑顔でいると、彼は心地よさを感じます(※相手が自分と同じことをしてくれると親近感を覚えることを「ミラー効果」と言います)。

お互いが穏やかな関係でいると、嫉妬感情などどうでもいいと思えてくるもの。嫉妬感情そのものを我慢しようとするよりも、自分の考え方をポジティブに変えていくことで、自然と消えていきますよ。

◇彼がいなくても楽しめる趣味を持つ

嫉妬深い女性は、スキマ時間があるとすぐに彼のことを考えて不安になり、彼を縛る言動に出てしまうため、とにかく暇な時間を作らないほうがいいです。趣味がある人が、自然と趣味を見つけられていると思いますか? もちろん何気なくはじめたことが趣味になるという人もいますが、多くの人は、自分から楽しみを見つけようと行動しています。嫉妬感情に悩む時間があったら、まずは趣味を見つけてみましょう。

■まとめ

「嫉妬深い自分がイヤ!」と思っていた人も、冷静に自分のことを分析し、嫉妬してしまう自分の心をなだめる方法を身につければ、きっと自分に対してのジレンマも薄くなっていくはず。今回ご紹介したような方法を、ぜひ実践してみてくださいね。

(監修:小日向るり子、文:ファナティック)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2017年5月10日〜5月11日
調査人数:209人(22〜34歳の女性)