-40kgに成功したプロが語る。失敗に終わったダイエット3つ

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いわゆる“正月太り”を解消しようとダイエットを決意したものの、なかなか思うように痩せることができずにモヤモヤしていませんか?

話題になっては消えていく数多くのダイエット法。実は筆者は小学校入学時にはすでに25kgあり、その後は毎年5kgずつ増加。ピーク時は84kgをマークし、当然ありとあらゆるダイエット法を試しました。

そこで今回は様々なダイエット法を試し、今では40kgの脂肪と別れを告げて体型を維持してダイエット指導まで行っている筆者が、がんばっても効果がなかったと感じるダイエット法をご紹介します。

■1:水を飲むだけダイエット:運動や食事制限なしに痩せるのは難しい

ある本の中で、“1日2リットルの水を飲めば痩せる”という内容が紹介してありました。当時むくみやすかった筆者は、むくむのが嫌でできるだけ水分を避けていたこともあって、すぐに毎日2リットルの水を飲み始めました。

確かに水分が不足すると代謝が悪くなって太りやすくはなりますが、ただ水を飲むだけで運動もしない、食生活も好きなものを好きなだけ食べていては、脂肪の燃焼など促進してくれる訳もなく失敗に終わりました。

■2:ゆで玉子ダイエット:いったん痩せたものの、過度なストレスを感じてリバウンド

一時期話題になった、ゆで玉子ダイエット。朝食・昼食はゆで玉子を2〜3個とグレープフルーツ。夕食はゆで玉子2〜3個と牛肉の赤身だったりささみだったりと曜日によって違うメニューを、指定されていた通りに試してみました。

しかし毎日最低でも6個のゆで玉子を食べるのは、筆者にとっては大きなストレスでした。3日目にはゆで玉子を食べることが苦痛となり、それでも無理矢理大量のゆで玉子を食べ続け、2週間で6kgの減量に成功したものの、あまりにもストレスが大きすぎて2週間で8kgのリバウンド。

ダイエットとリバウンドは繰り返すほど太りやすく痩せにくくなるため、大きなストレスを伴うダイエット法はやはりおすすめできません。

■3:バナナダイエット:単品ダイエットは続きにくい

朝食をバナナにするだけで痩せるというダイエット法。これは記憶にある人も多いかと思います。バナナダイエットが流行った時期、筆者はすでに自身のダイエット法を確立し指導をしていたため、筆者が実践した訳ではありません。

しかし筆者のもとにダイエットのご相談に来られるクライアント様達の間でもっとも実戦経験が多かったのが、バナナダイエットでした。

確かにバナナには腸を刺激し排泄を促す不溶性食物繊維や余分な水分の排泄を促すカリウムが多く含まれているため、便秘やむくみの解消によって体重そのものが減ることはあります。しかしやはり「これだけ!」というダイエット法では、筆者が知る限り結局続かなかったり、効果を実感できなかった人がほとんどでした。

いまだに日本では体重ばかりがクローズアップされますが、ダイエット法を間違えると体重は落ちても脂肪だけでなく、筋肉が落ちてしまい、さらに太りやすく痩せにくい体になってしまうリスクがあります。

体脂肪を減らすためにはやはり各個人にあった必要な栄養素をしっかり摂り、十分な睡眠や運動を“習慣”になるまで続けることが、遠回りのようで実は近道。そして体型の長期的な維持にも繋がるのではないでしょうか。

余談ですが世界中で最も実践者が多いのが、“明日からダイエット”だそうです。「明日からダイエットする!」という宣言だけでは実践を伴いませんので、できることから組んでみませんか?

【参考】

※ 食品データベース - 文部科学省

【画像】

※ Magdanatka / shutterstock

【筆者略歴】

SAYURI

長年の医療業界での経験や40垳採未梁慮海鮴犬し、延べ3万人を超える人の心と体の健康に携わる。総合栄養学・身体機能等を学べる「予防医療指導士」のテキスト監修者でもある。著書は「本当は怖いデスクワーク」