年賀状をデジタル化!グーグルのスマホアプリ「フォトスキャン」の便利な活用法

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Google(グーグル)が昨年末、2016年11月に提供を開始したスマートフォン(スマホ)など向け写真撮影アプリ「PhotoScan(フォトスキャン)」。

リリース後に一度紹介( http://news.livedoor.com/article/detail/12312074/ )しているが、その後、さらに保存する画像の解像度が上がるなど、何度かバージョンアップを実施されている。

当初は長辺が2000ピクセルだったが、解像度が上がってからは3000ピクセルになっている。

せっかくなので筆者も年末年始にいくつかのアルバムを整理。
便利に使っていたが、ふと写真以外でも使えるのではないかと思って試したところ、葉書や名刺、書類などの四角いものなら大抵綺麗に取り込めた。

使い方は、
・写真と同じようにまずは全体が写るようにシャッターボタンを押す
・その後、表示される4つの●(塗りつぶされた丸)に◯(くり抜かれた丸)を合わせるだけ
・次々にスキャンされていくので、終わったら縦持ちなら右下にあるボタンを押す
スキャンした画像は、「すべて保存」すれば「写真」や「ギャラリー」などのアプリで画像ファイルとして保存される。
また、任意の場所ぶ選択して保存もできる。
失敗してやや斜めなどになっていた場合も回転や角度の位置の再調整も可能だ。

もちろんスキャナーなどを持っている人ならそのほうが綺麗に取り込めると思われるが、持っていなかったり、いちいちパソコンを立ち上げたりするのが面倒だったり、出先で急を要したりといった場合には手軽に取り込めて便利だ。

年賀状など、紙で残しておきたいものや、残しておきたい人は、そのまま紙で残しておけば良いと思う。
そこまで紙にこだわらない人なら、デジタル化しておけば整理もしやすい。

例えば、お年玉付き年賀はがき。
スキャンしておけば、出先でもスマホだけで画像を確認しながら当選番号をチェックできたりもする。

年賀状の場合には、枚数がかなり多いと手間に感じるが、子どもがいる場合には「●に◯を合わせるゲーム」というように手伝ってもらっても良さそうだ。

また書類などは画像ファイルにした後、同じく無料のスマホなど向けアプリで、Microsoftが提供している「Office Lens」を使えば、OCR機能である程度文書化も可能だ。
ほかにも画像を無料でPDFに変換できるアプリなどもあるので、それらとともに活用すると、プライベートからビジネスまで活用できそうだ。


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