お笑いコンビ『アンタッチャブル』柴田英嗣(40)の元妻・A子さんとの“W不倫”が週刊誌で報じられた、ファンキー加藤(37)。本誌は、ある人物の自宅を訪ねてみた――。

13年に『ファンキーモンキーベイビーズ』が解散すると同時に芸能界を引退。東京・八王子市内にある実家の寺で副住職になった、元メンバーのDJケミカル(34)だ。“ケミカル和尚”は、かつての仲間の乱倫をどう見るのか。

加藤が頭を下げた2日後の6月8日。DJケミカルの自宅から出てきたのは、本人と奥さん。ほしのあき似の美人な奥さんの腕には、白い布地にくるまれ、ピンクの帽子をかぶった赤ちゃんが抱かれていた。

ケミカル一家が車で向かった先は山梨県にある、パワースポットとして有名な軍刀利神社だ。彼が娘を抱いて3人で参道を歩き始め、木漏れ日を「キレイね」と微笑み合っている。“火宅の人”加藤とは対照的な、幸せそのものの家族の姿がそこにはあった。記者が声をかけると、彼は少し驚いた表情をしながらも足を止めてくれた。

――ファンキー加藤さんが、大変なことになりまして……。
「はい」
――元メンバーのお坊さまとして愛あるお説教をいただけないかと、お訪ねしました。
「ああ、そうですか……。やっぱり、でも、うん……」

思うところはあるようだが、「もう芸能界からは降りてますので」と言うと、首から下げていた胸のお守りをギュッと握りしめた。苦悶の表情を浮かべるケミカル和尚。かつての仲間を応援し、愛ある言葉を贈りたい気持ちがにじみ出ていたが、加藤に迷惑をかけることを気にしているようだった。

そこに助け船を出すように、夫人が「こんな遠くまで来ていただいたのにすいませんね」と頭を下げた。そして彼も居住まいを正して記者に合掌すると、帰宅の途に就いた――。

不倫を謝罪しても茨の道が続くファンキー加藤。かつての仲間の無言の“叱咤”は、その胸に届くだろうか――。