ソフトバンクが17年3月から3Gサービス一部を終了、LTEに転換。影響を受けるユーザーへ機種変更キャンペーンも実施

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ソフトバンクは、一部の3Gサービス(1.5GHz帯/1.7GHz帯)を順次終了すると発表しました。終了後の帯域はLTEに転換します。なお終了に伴い利用できなくなる機種や通信速度が低下する機種が生じるとしていて、影響を受けるユーザー向けに機種変更キャンペーンを実施します。

ソフトバンクが今回3Gサービスを終了すると発表したのは下記の周波数帯です。1.5GHz帯 (2017年3月末終了予定)

1.7GHz帯 (2018年1月末終了予定)

3Gサービスの終了で空いた帯域は順次LTEに転換すると発表しており、2017年4月以降には1.5GHz帯でLTEサービスを開始。2018年2月以降には1.7GHz帯のLTEサービスを現行の10MHz幅から15MHz幅に拡大します。

なお、3Gサービスの一部終了にともなって、ソフトバンクおよびY!Mobileの一部機種において、利用できなくなったり最大通信速度が低下するなどの影響が生じるとしています。

ソフトバンクの影響別機種一覧

利用できなくなる機種:ULTRA WiFi BB 101SB​

Y!Mobileの影響別機種一覧

利用できなくなる機種:WX02

なおソフトバンクでは、今回の3G一部終了に伴い、影響を受ける機種のユーザー向けに機種変更キャンペーンを実施します。キャンペーンの詳細についてはソフトバンク公式サポートページをご確認ください。

ソフトバンクは今回の3G一部終了の目的について「周波数の有効活用のため」としています。3GはLTEに比べて周波数の利用効率が悪く、3Gで使っている帯域をLTEに転換したほうが、ネットワークの高速・大容量化に寄与できます。
国内キャリアは3Gを使わないLTEによる音声通話 VoLTEの提供も開始しており、3GをLTEに置き換える動きは他キャリアも含め、今後ますます加速するものと思われます。