本格的な中華風味のピリ辛ラーメン「四川辣油 麻婆豆腐麺」などミスター飲茶の新メニュー5品を食べてみた
ミスタードーナツは店舗限定で「ミスター飲茶」という中華メニューを提供していますが、2015年9月29日(火)からは四川料理の達人・陳建一氏の監修のもと、「とろとろ肉味噌担々麺」「四川辣油麻婆豆腐麺」「七種の野菜麺」「香味海老湯麺」「帆立ダシ五目炒飯」という麺類&チャーハンの5種類の新メニューの提供を開始しています。季節が少し肌寒くなってきたのでピリ辛の四川料理を食べて体の芯から温まるべく、お店に行ってきました。
http://www.misterdonut.jp/m_menu/new/150929_001/index.html
ミスタードーナツに到着。
店頭では、本格四川メニューの真っ赤なポスターが掲げられていました。
レジに置かれているメニュー表も真っ赤です。さっそく新商品5種類を注文。
飲茶メニューは注文が入ってから調理するとのことで、番号札を受け取って待機。
待つこと5分ほどで、まずは「香味 海老湯麺(コウミ エビタンメン)」と「四川辣油 麻婆豆腐麺(シセンラーユ マーボードウフメン)」が到着。
四川辣油麻婆豆腐麺は、四川の「ピーシェン豆板醤」とラー油を加えたスープに、麻婆豆腐をトッピングした麺メニューです。
麺の上に、四角くカットされた豆腐がゴロゴロ入っているという、一風変わった見た目。
まずはスープから飲んでみると、スープ自体はサラサラであっさりとしているのですが、ラー油のピリ辛風味と豆板醤のコクが合わさって後々辛みが強く感じられます。
麺はミスター飲茶共通の細いストレート麺で、もちっとした歯ごたえがあります。
麻婆豆腐は辛すぎない程度のピリ辛風味に抑えられているので、麺に絡めて食べるとどんどんお箸が進みます。ひき肉がボリューミーでかなり食べごたえがあります。豆腐はなめらかな舌触りの絹ごし豆腐が使われていて、唐辛子やラー油の辛さを緩和してくれます。
「香味海老湯麺」は、海老の頭を炒めてダシを取ったスープが使われているとのこと。
大きめのむきえびと、クワイがトッピングされています。
食べてみると、海老の香ばしい香りが感じられるスープは少しトロミがあり、麺によく絡みます。
海老はプリプリとした食感のいい大ぶりのものが2匹入っています。クワイは小さくカットされていてスープの中に混ざり込んでしまっていましたが、かむとコリコリとした歯ごたえがあり、レンコンのような食感でラーメンのアクセントとなっていました。
続いて「とろとろ肉味噌担々麺」も到着。ごまの風味と食感が楽しめるという「チーマージャン」を使用した真っ赤なスープに、肉味噌がたっぷりとのっています。
「とろとろ肉味噌」というメニュー名の通り、パラパラとしたそぼろ肉ではなく、汁気のある肉味噌が使われています。
スープにはラー油が浮いていて真っ赤ですが、飲んでみると辛さよりも酸味が強く感じられ、麻婆豆腐麺よりもあっさりと食べることができます。
とろっとした肉味噌は麺と相性がよく、ラー油の辛さで肉の旨みが強く引き立てられています。汗をかくほど辛いというわけではなく、食べ進めると顔や首がポカポカと温まってきました。
「七種の野菜麺」は、小松菜、にんじん、キャベツ、たけのこ、ねぎ、ひらたけ、きくらげの7種類の野菜を大きめにカットして豪快に麺の上に載せまくったメニュー。
なぜか他の麺メニューに比べると、スープがかなり少なめだったのですが、野菜の味やシャキシャキとした新鮮な食感を楽しめる、あっさりとした塩ラーメン。7種類の野菜の中でも小松菜の香りが特に効いていました。大きくカットされた野菜はお箸で持てないほどのサイズなのでレンゲですくって食べるとよさそうです。
麺メニュー以外にも、帆立スープで炊いたごはんを使った「帆立ダシ五目炒飯」も提供されています。
炒飯の具材は、小ぶりのエビ、卵、チャーシュー、ネギ。
辛いラーメンの後に食べるとやや薄味な感じがしましたが、ホタテのコクやオイスターソースの旨みが絶妙で、具材は小ぶりながらも、エビの甘みやチャーシューの肉感が強い仕上がりです。
なお、本格四川メニュー5品の価格は、それぞれ税込486円となっています。