ネコ、ねこ、猫…。気まぐれで美しく、時に意地悪な猫は、人間を魅了してやみません。愛らしい小動物に取り憑かれた芸術家や作家は数知れず。夏目漱石の『吾輩は猫である』、金井美恵子の『タマや』、コレットの『牝猫』など、多くの作家が愛を込めて猫についての物語を紡いできました。そして、また一人、猫に魅了されたある女性が、ついに日本初の“猫本屋”を開いてしまいました。2013年の2月22日、通称“猫の日”に、猫の