11月25日、政府が公表した11月の月例経済報告で、景気の基調判断を「個人消費などに弱さがみられる」とする一方で、「緩やかな回復基調が続いている」と維持した。また、個人消費の回復が遅れていることを踏まえ、景気下押しのリスクとして新たに「消費者マインドの低下」を指摘した。安倍内閣による消費税先送りは、こうした個人消費の低迷が背景にあるだろう。そして、アベノミクスの効果も不安定だ。今年4月の消費増税で