「5月末決着」が絶望視されている米軍普天間基地の移設問題をめぐり、政府内に次々と奇策が浮上している様子だ。全国に米軍施設を分散させるというものや、施設のどこか一部について合意に至れば「決着」とみなすというものなど、最後の逃げ込み策に躍起になっている。    政府案では、自民党政権時代に決定した辺野古沖を埋め立てる計画を修正する形で、くい打ち桟橋(QIP)工法で