借金を返すこと」、本当の意味私たちは日々、「借りたカネは返す」ことを前提に生きている。しかし、そんな道徳観(負債返済道徳=返済を絶対視する規範))を、借金によって身内が人間性を失っていく体験をしたブレイディみかこさんは“呪い”として見つめてきた。そんな思いを込めた彼女の新作が『私労働小説―負債の重力にあらがって―』(KADOKAWA)である。前編『その借金、本当に返すべきなのか…?社会の“負債道徳”に問