長時間労働の規制強化による「2024年問題」でバスの運転手不足が課題となる中、岩手県内で退官後の自衛官を運転手として確保しようとする試みが始まった。トラックなどの大型免許を持つ自衛官はバス業界にとって「即戦力候補」。自衛官のセカンドキャリアにも生かせる「ウィンウィン」の取り組みに注目が集まっている。(山森慶太)盛岡市や県南、沿岸地域などで路線バスを運行する県交通(本社・盛岡市)は8日、滝沢市の