福岡県宗像市・大島沖を航行中の海上自衛隊の掃海艇「うくしま」で10日午前に起きた火災で、福岡海上保安部は11日、うくしまが同日午前0時5分頃に転覆したと発表した。現場では消火活動が続いていたが、転覆に伴い鎮火した。同保安部によると、船首は海上に見えているものの、船尾が海中に沈んでいる状態という。乗組員の古賀辰徳3曹(33)が行方不明になっており、準備が整い次第、潜水捜索に当たる予定としている。