家庭用チルド麺の大手メーカーは、冷し中華など夏季向けメニューの販売期間を延長する。残暑の長期化を想定し、食品スーパーなどで気候に合った品揃えを目指す。メーカーによっては冷し中華を10月中旬まで販売予定。従来は9月中下旬までに夏物を終売し秋冬商品への切り替えに動いていたが、昨23年夏の記録的な猛暑が端境期の売場を再考する契機となった。業界は未体験ゾーンに踏み込み、涼味商品のポテンシャルを引き出したい考え