まさかの訃報だった。ダートのスプリント路線で一時代を築いたマテラスカイが6月16日、息を引き取った。まだ10歳。種牡馬としても絶大な人気を集めていただけに、馬産地でも惜しむ声が多く聞かれた。そんな快足馬が重賞初制覇を果たしたのが今週開催されるプロキオンS。そこで思い出のレースを振り返りたい。 マテラスカイは父Speightstown、母Mostaqeleh、母の父Rahyの血統。15年のキーンランド・セプテン