全壊した家、傾いた電柱、積みあがるがれき――。能登半島地震から半年が過ぎても、被災地では痛ましい街並みがそのままとなっていた。J-CASTニュースは2024年6月下旬、石川県珠洲市を取材。目の前に広がる「時が止まったような光景」は、まるで置き去りにされたような悲しさが漂った。放置された家、隆起したマンホール珠洲市中心部から車で10分ほど、宝立(ほうりゅう)町鵜飼、春日野両地区を歩いた。24年元日の能登半島地震で