自民党派閥の裏金事件を受けて「政治とカネ」の問題が最大の焦点となった第213通常国会は23日、150日間の会期を終えた。事件の再発防止に向けた改正政治資金規正法は与党などの賛成多数で成立。野党からは会期内の調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)改革を求めて延長を求める声が上がったが、与党は応じなかった。改正規正法は(1)政治資金収支報告書への不記載・虚偽記入に対する国会議員の責任厳格化(2)パー