舞台『羽州の狐』は、2024年3月に上演された“「敗者の歴史」を辿る研究員5人が歴史研究学会にて対象武将を発表する”という設定で5つのエピソードを取り上げた歴史オムニバス『時をかけ・る~LOSER~』の番外編、いわゆるスピンオフ作品である。ベースはその中の1作、2.5次元テイストで直江兼続を描いた『ラブミュ★北の関ケ原』で、元々は可愛らしいモブキャラクターだった最上義光(通称シャケ