「更年期障害」は閉経前後の女性特有の症状と思われがちだが、男性も「更年期障害」で悩むケースが多い。男性の場合は、年齢に関係なく発症するとされ、特に50〜60代に多くみられる。症状は長期化する場合もある。原因は、加齢による男性ホルモン「テストステロン」の減少だ。「テストステロン」の分泌は20代でピークを迎え30代から減少していくが、その低下の度合いには個人差がある。このホルモンは、筋肉や骨を作ったり、