飲酒運転をめぐる刑事裁判で無罪が確定した福岡市の男性が、福岡県に対し、運転免許を取り消した処分の取り消しなどを求めた訴訟で、福岡地裁は5月29日、男性の酒気帯び運転を認定し、請求を棄却した。報道によると、男性は2020年1月、同県内の道路で酒気帯び運転をしたとして道交法違反などで起訴され、同年8月に同じ飲酒運転を理由に免許取り消しの処分を受けた。一審・福岡地裁は2020年12月、男性を有罪としたが、2審・福岡高裁