緊急地震速報はこれから強い地震が起きることを知らせるために運用されている。京都大学名誉教授の鎌田浩毅さんは「P波とS波の伝搬速度の差を利用したシステムだが、技術的な限界があり、『空振り』になることがある」という――。※本稿は、鎌田浩毅『首都直下 南海トラフ地震に備えよ』(SB新書)の一部を再編集したものです。写真=iStock.com/takasuu※写真はイメージです - 写真=iStock.com/takasuu■地震の発生確率を算出