「団塊的・昭和的・高度成長期的」思考から脱却し、日本社会の大きなビジョンと方向性を議論していくことがいま求められています(写真:metamorworks/PIXTA)加速する「スーパー資本主義」、持続可能性を前提とする「ポスト資本主義」の「せめぎ合い」はどこへ向かうのか。『科学と資本主義の未来──〈せめぎ合いの時代〉を超えて』著者で、一貫して「定常型社会=持続可能な福祉社会」を提唱してきた広井良典氏が、高度成長期