◆ 白球つれづれ2024・第16回「終わった選手」。一時期の輝きを失い、首脳陣の信頼も失った選手の末路は寂しい。多くの場合は、「整理リスト」に入れられ、退団の道を歩むことになる。巨人の小林誠司捕手も限りなくそれに近い一人だった。35歳の11年目。昨年の一軍出場は、わずかに21試合。華やかな戦場を離れて、大半をベンチで暮らした。オフには年俸1億円の4年契約が切れると、大幅ダウン。わずか3000万円のサラリーは、あ