転換期をどう生きる? 時代の転換期には、プラスとマイナスの現象が併存する。当然、混乱も起きるし、利害の対立も生まれる。その中をどう生き抜くかという課題。 脱デフレを図ろうと日本銀行が異次元金融緩和に乗り出したのが2013年。黒田東彦・前総裁の時に超緩和策がスタートしたわけだが、それから10年余が経ち、局面が変わった。植田和男・現総裁はその大金融緩和策に終止符を打つ役目を担う。 〝金