中国の半導体業界は「利益なき繁忙」の様相を強めつつある。写真はSMICの生産施設内部(同社ウェブサイトより)中国の半導体メーカーの業績低迷が続いている。半導体の受託製造(ファウンドリー)で中国最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC)が2月6日に発表した2023年10〜12月期決算は、設備稼働率の低下などが響き、前年同期比で大幅な減益となった。具体的には、同四半期の純利益は1億7500万ドル(約260億円)と、前年同期比54.7