9日の債券市場で、先物中心限月6月限は反落。前日の米債券安を受けて売りが先行し、財務省が実施した10年債入札が弱めの結果になったことが分かると一段安となった。 米国では今週、9日に3年債入札、10日に10年債入札、11日に30年債入札が予定されているとあって需給悪化への警戒感から米長期金利が上昇しやすくなっている。これが国内債に影響したほか、日経平均株価が反発したことが重荷となり、債券先物は