日本郵船が後場に下げに転じた。この日、23年3月期の連結決算発表にあわせ、24年3月期の業績予想を開示した。最終利益は前期比80.2%減の2000億円を見込む。大幅減益と実質的な減配の見通しが公表されるのは市場の想定内だったが、決算開示のタイミングでの自社株買いの発表がなく、一部の投資家の失望売りを促したようだ。 8日の取引終了後に、日本経済新聞電子版は「国内海運最大手、日本郵船の2023年