1年前の春。甲子園球場と約1000キロも離れた奄美大島から、大島高校が春のセンバツに出場したのを覚えているだろうか。捕手の西田心太朗が島内の有望投手だった大野稼頭央(現・ソフトバンク)を誘い、大島高校に進学した逸話はあまりに有名だ。ともに鹿児島市の名門・鹿児島実業から熱心な勧誘を受けていたが、地元の離島・奄美大島で高校生活を送ることを決意する。西田が「島に残ろう」と決めた大きなきっかけは、中学3
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1年前の春。甲子園球場と約1000キロも離れた奄美大島から、大島高校が春のセンバツに出場したのを覚えているだろうか。捕手の西田心太朗が島内の有望投手だった大野稼頭央(現・ソフトバンク)を誘い、大島高校に進学した逸話はあまりに有名だ。ともに鹿児島市の名門・鹿児島実業から熱心な勧誘を受けていたが、地元の離島・奄美大島で高校生活を送ることを決意する。西田が「島に残ろう」と決めた大きなきっかけは、中学3