インターネットの中傷や炎上に巻き込まれたとき、自身の名誉回復のために、権利侵害した相手を裁判に訴えることも可能だが、「その被害を最小限に食い止めるという観点」においては、かならずしも、それが適切なやり方とは限らない。そのような場合、ネット上の「観客」には冷静な振る舞いがもとめられる。当たり前のことだが、オンラインで目立つ投稿のすべてが「事実」であるわけではないからだ。(編集部・塚田賢慎)●容易では