写真・The New York Times/Redux/アフロ香港から中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正に反対するデモは、最大で市民200万人近くが参加し、改正延期を勝ちとった。だが香港政府は、5000人以上の警官隊を投入し、催涙弾やゴム弾を市民に発砲。民間人に多くの負傷者が出て、2014年の民主化デモ「雨傘運動」以来の混乱となった。当時と違うのは、香港市民が中国本土の「超AI監視技術」を恐れていることだ。