◆ 制球力が投球数に影響投手にとって、肩や肘が消耗品という考えが球界の常識となって久しい。それゆえに球数の多い投手は故障する可能性が高いと言われ、実際に球数の多いタイプだった松坂大輔も、メジャー移籍3年目以降は故障に泣くようになった。その松坂は、2014年オフにソフトバンクと3年12億円という破格の契約を結びながら、毎年のように肩や肘の故障に苦しんだ。結果、一軍登板はわずか1度きり。それもたった1イニン