AFX通信によると、中国人民銀行(中国中銀)の馬徳倫総裁補佐は9日、ビジネス・フォーラムで講演し、7月中旬に実施した中国人民元の切り上げ以降、米国側が中国の外貨準備高の構成要素である米国財務省証券の売却の可能性に懸念を示していることについて、「売却はしない」と述べ、保有方針に変更のないことを明らかにした。また、同総裁補佐は、外貨準備の保有目的は、流動面での安全性を重視し、収益性はその次だと述べた。