東京商工リサーチの調べによると、今年度上半期の企業倒産が1990年度以来の低水準となったことが分かった。負債額1000万円以上の今年4〜9月の企業倒産件数は4388件で、前年同期に比べ13.0%減だった。上半期としては7年連続の減少で、近年では1990年度(3070件)に次ぐ少なさだった。負債総額は9362億5700万円で、前年同期に比べ3.1%増で上半期としては5年ぶりにプラスに転じたが、2年連続で負債総額は1兆円を下回った。