東京駅そっくり?台湾の監察院が日本人客のひそかな人気スポットに
(台北 3日 中央社)台湾に現存する建造物の中で、最も完全な姿で残されているバロック式建築である監察院(台北市)の庁舎が、日本統治時代に建てられた歴史や特殊な外観によりひそかな人気を呼んでいる。同地を訪れる日本人観光客からは「東京駅に似て美しい」との声も出ている。
監察院の建物は、日本時代の1915年(大正4)年に台北州庁として完成。屋根にはビザンティン様式、入り口の柱にはトスカナ様式が採用されている。設計を担当したのは日本時代の台湾で最も多くの官庁を手がけた人物として知られる森山松之助氏。
森山氏が関わった建築物は台湾では台北州庁のほか、総督府(現・総統府)、総督官邸(現・台北賓館)、台中州庁、台南州庁(現・国立台湾文学館)など。日本では新宿御苑の台湾閣(旧御涼亭)などが現存している。
(呂欣ケイ/編集:杉野浩司)
監察院の建物は、日本時代の1915年(大正4)年に台北州庁として完成。屋根にはビザンティン様式、入り口の柱にはトスカナ様式が採用されている。設計を担当したのは日本時代の台湾で最も多くの官庁を手がけた人物として知られる森山松之助氏。
森山氏が関わった建築物は台湾では台北州庁のほか、総督府(現・総統府)、総督官邸(現・台北賓館)、台中州庁、台南州庁(現・国立台湾文学館)など。日本では新宿御苑の台湾閣(旧御涼亭)などが現存している。
(呂欣ケイ/編集:杉野浩司)