デロンギのオイルヒーター「ドラゴンデジタル」

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双子の父をしています。
双子ってシンクロ具合ばっかり注目されがち。でもやっぱり一人ひとり、細かい点が違っていてそこがまた楽しく、そして大変な点でもあるわけです。

たとえばこれからの季節。
ひとりはとっても寒がりで冷え性なので暖房をガンガンに効かせてあげたいのだけれど、もう一人はかなりの乾燥肌の持ち主。本来なら加湿器の出番なわけだが、加湿器って手入れが面倒な上に、そこを怠るとダニやカビの原因になって、結果それがまた肌のトラブルに……。

そんな悩みに毎日頭を抱えていた筆者のもとに現れた救世主が同僚のK氏。
「そんなのカンタンですよ!“乾燥しない暖房器具”使えばいいじゃないすか!」
「そんなのあるの?!」
「ありますよ〜。我が家にあるんです。デロンギの『ドラゴンデジタル』っていうオイルヒーターなんですけど。なんなら今度うちに遊びに来てみません?是非体験して欲しいです、あの快適さは!」

ということで、行って来ました、K氏の自宅。
翌日休みの日がいいよね、ということで金曜日の夜、2人で帰宅し、さっそくスイッチをON。5分もすると、じんわり温まってくる。風が出ないので気づいたら部屋全体が暖かくなっているという不思議な感じ。遅れて帰宅したK氏の奥方も「私ハウスダスト気味なんですけど、このコが我が家に来てからはものすごく快適ですよ〜。」とのこと。あまりにも心地よすぎて、ウトウトしだしてしまった。
おっといけないと終電に飛び乗った筆者。どうせ何かしらの暖房器具は買うつもりだったのだ!と、さっそく携帯からポチっとな。

そうして我が家にこの「ドラゴンジタル」がやってきたのだ。

さて、「ドラゴンデジタル」が届いた日の我が家。得意満面な私を尻目に妻がひとこと。「それ、ほんとに乾燥しないの?」
いや、まあ、そう言われましても…。たしかに湿度計のない我が家では実際にどれくらい乾燥するのか、しないのかが肌感覚でしかわからない。
それじゃ証明してやろうじゃないの!ということで、家にあったみかん、そしてニンジンを使って、デロンギのオイルヒーターがどれだけスゴいのかを検証してみることにした。

そこまでにしなくても…という妻を横目に、筆者はみかんとニンジンを輪切りにして、片方はエアコンを使った部屋に、もう片方はデロンギのオイルヒーターを使った部屋にそれぞれ放置。25℃の温度設定で4時間ずつ暖めてみた。

実験を始めて1時間。「お、おぉぉぉぉぉぉ!」エアコン部屋のみかんはシワシワし出した一方で。オイルヒーター部屋のみかんはまだみずみずしくピチピチ。目に見える変化に大興奮の筆者。

そして4時間後…オイルヒーター使用時のみかんは房と房の境目(白い筋)がまだ残っているけど、エアコン使用時のみかんは白い筋がだいぶ消え、全体がつながった状態に見える。また、エアコン使用時のみかんは輪郭部分が少しデコボコしだした。外皮の厚さも、明らかにエアコン使用時の方が薄くなっている。

たった4時間でこの違い。1日中、家の中にいてエアコンを使っていたとしたらどこまでデコボコしてしまうのか……よく、乾燥でトラブルを抱えた赤ちゃんの肌を「みかん肌」と呼んだりするが、言い得て妙な言葉だったんだと痛感した次第だ。

そして、ニンジンの方が違いはあらわ。エアコン使用時のニンジンは切った断面のフチが黒ずんでしまったが、オイルヒーター時は切ったままの状態だった。

なぜ、エアコンとオイルヒーターで違いが生じるのか?

ただでさえ空気が乾燥している冬なのに、エアコンは温風が肌に直接当たるので、皮膚の水分まで奪われてしまう。
風向を変えればいいのかもしれないが、エアコンって結局、風が当たるところじゃないと暖かくなりにくい。

でも、デロンギのオイルヒーターは温風ではなく、オイルで暖まったパネル(放熱板)からの放熱によって全方位が暖まるのが特徴。床・壁・天井も暖まるので、乾燥を感じずに部屋全体が暖かくなる、というわけだ。実際、代表的な温風暖房と比べ、運転開始から2時間経過後では約4倍の水分量がキープされるという。

温風が出ないことのメリットはまだある。ホコリやハウスダストが巻き上らないので、乳幼児に起こりがちなアレルギーの予防にも役立ちそうなのが嬉しい。

デロンギ・オイルヒーターの最新機種「ドラゴンデジタル」の場合、パネルの平均表面温度を約60度。もちろん、ずっと触っていたら低温やけどしてしまうが、石油ストーブなどに比べればやけどしにくい設計なのが親としてはありがたい。フィンの隙間に指が入りにくい構造になっているし、チャイルドロック機能もあるので、いたずらによる誤作動も防いでくれる。

「ほんとに乾燥しないのねえ!」と妻も関心したこの一品。
ここちよい暖かさと安全性を兼ね備えたデロンギ・オイルヒーター「ドラゴンデジタル」、乾燥がますます厳しくなるこれからの季節、みずみずしいみかんのような「うるおい肌」をキープしたいアナタには絶対オススメです。
(エキレビ!編集部)