3失点での完敗…ミラン指揮官「戦力が足りず、本田を起用した」

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 ミランを率いるフィリッポ・インザーギ監督が、25日に行われた「インターナショナル・チャンピオンズカップ」のオリンピアコス戦についてコメントした。ミランの公式サイトが伝えている。

 ミランは、インザーギ監督の下で4−3−3システムで試合に臨んだものの、オリンピアコスを相手に0−3と完敗した。試合後、インザーギ監督は次のように敗戦を振り返っている。

「(ブラジル・ワールドカップに出場した)代表組は、3日前にチームに合流したから、プレーできる状態になかった。戦力が足りなかったから、本田(圭佑)と(マッティア)デ・シリオを起用しなければいけなかった。リスクがあることは知っていた。チームは1日半前にアメリカに到着したばかりで、まともなトレーニングができていなかったね」

「試合前から、オリンピアコスが私たちよりも良いコンディションだと知っていた。今は結果ではなく、個々のパフォーマンスを見るべきだ。全選手が揃えば、2チーム分の戦力となる」

「チームのスピリットには満足している。ほとんど何もできなかったが、前進するよ。まだ、到着して間もないし、今日の試合で誰もケガしなかったことが重要だ。(終盤に負傷交代したリッカルド)サポナーラに何もないことを願っているよ」

「レベルの高いチームが揃うこの大会に参加することは重要だ。アメリカには多くのファンがいるしね。良い連係もあったし、もっと両ウイングを使って前にいく必要がある。チームに関してポジティブに考えているし、ネガティブな部分は改善できる。今後は、違うミランを披露するつもりだ」

(記事/超ワールドサッカー)