ミラン副会長、バロテッリのアーセナル移籍報道を否定

写真拡大

 日本代表MF本田圭佑が所属するミランのアドリアーノ・ガッリアーニ副会長は20日、イタリア代表FWマリオ・バロテッリアーセナルへの移籍報道を否定した。イタリア紙『コッリエーレ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 複数のイギリスメディアが同日、アーセナルがバロテッリの獲得で合意に達した可能性があると報じた。しかし、モンツァとのプレシーズンマッチを観戦に訪れたガッリアーニ副会長はこれを否定。「我々のもとには、アーセナルからバロテッリに対するいかなるオファーも届いていない。したがって、いかなる仮説を立てることも意味がない」と言明。移籍報道が真実でないことを強調している。

 イギリスメディアの報道では、移籍金は推定2000万ユーロ(約27億円)で、年俸は1100万ユーロ(約15億円)に上るという。さらに、バロテッリがお気に入りの背番号45も用意していると報じられている。

 また、モンツァとのプレシーズンマッチを2−0で制した後、ミランは首脳会談を実施。シルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長、ガッリアーニ副会長、バルバラ・ベルルスコーニ副会長、フィリッポ・インザーギ監督が出席し、会談は現地時間の23時まで行われていたが、会談終了後に出席者からのコメントはなかった。