日本マイクロソフト株式会社は、「Kinect for Windows v2 センサー」のオープンベータ版を提供開始した。

同製品はKinect for Windowsセンサーの新世代版で、製品版に先立って同センサーを使ったソリューションの裾野を広げるために、開発者や研究者向けに提供する。Microsoft Storeよりオープンベータ版として数量限定で19980円(税抜)で提供する。

本バージョンでは、環境音の中から会話音声を認識する騒音分離機能を備えた指向性マイクアレイと、高解像度カラーカメラを搭載しており、物体や人に投射された光子の反射時間を計測するTime-of-Flightテクノロジーにより、対象物の認識精度が向上した。

また、視野角が拡大したことにより、撮影範囲の制限が緩和されたほか、アクティブIRの実装により多様な環境下での動作が可能になった。さらに、指先を含めた25カ所の体の部位を追跡可能となったことに加えて、6体を同時に追跡できるようになった。


Kinect for Windows v2 センサー

発表資料
URL:http://blogs.technet.com/b/microsoft_japan_corporate_blog/archive/2014/07/14/kinect-for-windows-v2-7-15.aspx
2014/07/16