ミランMFカカーのブラジル復帰は細部を残すのみとなっている。30日、父のボスコ・レイテ氏と、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役が会談して、完全に決まるだろう。

ブラジル『Espn』によると、27日に移籍は決まったという。ミランとオーランド・シティ、サンパウロ、選手が合意したそうだ。来週にはサインが実現するだろう。7月7日にサンパウロでお披露目される。オーランド・シティが獲得し、MLSが開幕する3月までサンパウロにレンタルする形だ。『Espn』によると、カカーは30日にオーランド入りし、7月1日にメディカルチェックを受けてサインをかわすとされている。

カカーはミランと1年の契約を残しているが、30日まではフリーで移籍できる条項を行使できる。ガッリアーニ代表取締役はカカーに対し、厳密に期日を守る必要はないと伝えていたが、カカーの去就が決まらなければ、ミランのマーケットが止まったままになるのも事実だ。

サンパウロのアタイジ・ジル・ゲレイロ副会長は、『SporTV』でカカーの獲得について、「60日の交渉でようやくまとまった。オーランド・シティとも選手とも、金銭面で合意に達したよ」とコメント。「手続き的なことが少し残っている。カカーとミランの契約解消とかね」と語った。

同副会長は「ミランとの契約解消は明日か明後日だ。それからカカーはオーランド・シティと契約し、アメリカでメディカルチェックを受ける。サンパウロとの6カ月契約を結ぶのはそれからだ。だが、すべて数日のうちに片付くよ。もうみんな合意しているんだ」と続けている。