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米Microsoftは6月24日(現地時間)、オープンソースプロジェクトのAndroidを採用したスマートフォンNokia Xシリーズの最新モデル「Nokia X2」を発表した。デュアルSIM対応製品が7月に出荷開始になる予定で、価格は99ユーロ。

Nokia Xシリーズは現在、廉価市場を狙った4インチの「Nokia X」と「Nokia X+」(メモリ増強モデル)、大型の5インチディスプレイを搭載した「Nokia XL」というラインナップになっている。X2は廉価市場向けの後継モデルで、ディスプレイが大きくなり、基本性能が強化された。AndroidベースのOSも最新版の「Nokia X Software Platform 2.0」を搭載する。

主なスペックは、ディスプレイが4.3インチ(800×480、217ppi)のClearBlack液晶。SoCはSnapdragon 200 (デュアルコア、1.2GHz)で、RAMが初代Xの512MBから1GBに増強された。ストレージは4GB。Micro SDカードスロット、5メガピクセルのリアカメラ、前面にVGA(640×480)カメラ、Wi-Fi (802.11 b/g/n)、Bluetooth 4.0などを備える。バッテリー容量は1800mAh。本体サイズは121.7×68.3×11.1ミリで、重さは150グラム。

Nokia X Software Platform 2.0では、タイルを用いたホーム画面、最近使用したアプリなどが表示されるFastlaneに加えて、Lumiaスタイルのアプリ画面の3種類のナビゲーションスクリーンが用意されている。無料容量15GBのオンラインストレージOneDrive、Outlook.com、Skypeなどが標準アプリになっており、またNokia StoreからOneNoteやYammerなどを無料でダウンロード入手できる。

(Yoichi Yamashita)