5月に米国や韓国で公開されるハリウッド映画「Godzilla」のプロモーション用ポスターが、韓国国内で旭日旗のデザインを使用したとして非難を浴び、削除されていたことが分かった。(写真はスポーツ京郷の4月23日付報道の画面キャプチャ)

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 5月に米国や韓国で公開されるハリウッド映画「Godzilla」のプロモーション用ポスターが、韓国国内で旭日旗のデザインを使用したとして非難を浴び、削除されていたことが分かった。

 ワーナー・ブラザーズ・コリアは4月23日、「今回のポスターについて韓国ファンに深くお詫びする」と謝罪。デザインは「意図したものではない」とした上で、「今後ポスターは韓国だけでなく、ほかの国でも使用しない」と説明した。

 韓国で問題となったポスターは、中央に配置されたゴジラの背景に赤い線が放射線状に延びているもので、「キングが帰ってきた」とのキャッチフレーズが縦書きで記されている。米国のワーナー・ブラザーズ本社が、米国で4月18から20日まで開催されたアニメのイベント「WonderCon」用に制作した。

 旭日旗韓国で「日本軍国主義の象徴」と呼ばれ、批判の対象になることが多い。同ポスターについても「旭日旗を連想する」などとして韓国の映画ファンらが問題視し、波紋を広げていた。

 現在ポスターは、映画紹介サイトや公式フェイスブックなどから全て削除されている。(編集担当:新川悠)(写真はスポーツ京郷の4月23日付報道の画面キャプチャ)