先制のツーランHRに笑顔の田久見(日南学園)

日南学園、横綱相撲で小林を圧倒! 7回コールドで8強へ!!

日南学園:(初戦)2回戦10−0富島(6回コールド)小林:1回戦5−2都城西    2回戦3−2延岡商

 ベスト8進出をかけた第1シード日南学園と小林の一戦は、日南学園が投打ともに地力を発揮し、小林を全く寄せつけなかった。

 日南学園は初回、一死二塁から3番田久見が左越2点本塁打で先制すると、2回には二死一・三塁から1番椨木が右越2点適時二塁打で4−0とリードを広げる。その後、3回から登板した小林のエース上ノ薗の好投に抑え込まれていた日南学園打線であったが、7回に代打吉田が中前安打(代走中島)、1番椨木が野選で出塁すると、見事にダブルスチールを決めて無死二・三塁とし、2番新谷の三塁線を破る2点適時打で6−0とした。更に、一死三塁から4番萩原が無難に犠飛を放ち7−0で勝負あり。7回コールドでゲームを制した日南学園が準々決勝へと駒を進めた。

 投げては、日南学園・先発飯田が6回を打者21人に被安打2、7回を任された横川は打者4人に被安打0と、二投手が小林打線を封じこんだ。日南学園は31日(予定)に、3回戦「宮崎日大VS宮崎西」の勝者と準々決勝を戦う。

(写真・文=三角 竜之)