東海大相模vs桐蔭学園 東海大相模の打線が爆発!5回コールドで桐蔭学園をくだす!!
東海大相模の打線が爆発! 5回コールドで桐蔭学園をくだす!!
完封勝利した佐藤(東海大相模)
保土ヶ谷・神奈川新聞スタジアムで東海大相模の打線が爆発、強豪校の桐蔭学園に圧勝した。
東海大相模は、初回から桐蔭学園を攻めた。一死一、二塁のチャンスから、4番平山がタイムリーツーベースを放ち、早々と2点を先制。さらに5番河本のタイムリーで1点を加えたあと、ヒットと内野安打で二死二、三塁とチャンスを広げる。ここで8番楢原もタイムリーツーベースを放ち2点を追加、一挙5点を奪った。
続く2回表も東海大相模打線は止まらない。2番宮地が四球で出塁したあと、3番千野がセンター前ヒットでチャンスを広げる。すると続く4番平山が一塁線を破るタイムリーヒットを放ち1点を追加。
さらに5番河本がライトにタイムリースリーベースを放ち、2点を奪う。このあとも1点を加えた東海大相模は、1回と2回だけで17人の打者を送り、大量9得点の猛攻を見せた。
また、先発した佐藤は、終始安定した投球を続けた。191センチの長身から投げおろすストレートとスライダー、フォークを武器に9つの三振を奪い、5回途中までノーヒットピッチング。残念ながら、5回裏にヒットを浴びノーヒットノーランとはならなかったが、その実力を存分に見せつけた。
東海大相模は、10月5日(土)に行われる準決勝で、夏の県大会でコールド負けを喫した横浜と対戦することが決定している。だが、今大会の5試合をすべて無失点のコールドゲームで勝ち上がっているいまの勢いを考えると、夏の雪辱を晴らすことも充分に期待できる。高校野球ファンにとっては、見逃せない一戦となりそうだ。
(文=編集部)