ストレスだけじゃない!「うつ状態」を引き起こす意外な原因4つ―「テレビつけっぱなし」「鉄分不足」

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仕事はうまくいってるし、生理前でもないのに、何となく気分が乗らない。最近落ち込みやすい・・・実は、思いもよらないところに原因があるかもしれません。

抗うつ剤を服用している人は、世界に数百万人いると言われています。その数は年々増え続けているのだそう。うつと言えば、職場や家族、友人との人間関係や、お金の問題が原因になりやすいですが、意外なところにも危険が潜んでいるようです。

1.1/3の女性はエッチ後にブルーを感じている
エッチは、私たちに最大の喜びをもたらしてくれるものの1つ。でも、200人のオーストラリア女性を対象にした調査で、こんな意外な結果が出ています。NYウィルカーネル医療大学のフリードマン教授は、次のように説明します。

脳には、危険を察知して、自分を守る働きをするための信号を出す「アミグダラ」という器官があります。オーガズムの間、この器官の働きは非常に弱くなるので、エッチ後はその反動で活動が活発になり、小さなことに敏感になってしまうと考えられるのだそうです。

2.鉄分不足は疲れの原因に
特に女性に不足しがちと言われる鉄分。赤血球中のヘモグロビンは、鉄を利用して身体の各部分に酸素を供給しています。つまり、鉄が不足すると細胞の働きが弱くなり、すぐに疲れたり、頭が働かなくなってしまうのです。この結果、仕事のパフォーマンスが悪くなったり、人間関係に支障をきたすことが考えられます。鉄は赤身のお肉のほか、緑色の野菜(ブロッコリー、ほうれん草、ケール)にも含まれています。

3.テレビをつけっぱなしで寝ている
睡眠に詳しい西ロンドンクリニックのマードウ博士は、テレビや電気、PCディスプレイの明かりの中で寝ると、体内時計が狂い、先述の「アミグダラ」の働きに異常をきたすと説明します。

また、オハイオ大学のモルモットを使った実験でも、ディスプレイの明かりに照らされて生活した場合には、怒りや不安の症状を示すという結果が出ています。

4.倹約しすぎは幸せになれない
2008年のジャーナルサイエンスに発表された研究では、他人のためにお金を使った人の幸福度は、自分のためにしかお金を使わない人に比べて高くなることが分かっています。ただし、プレゼントや寄付に使った額による差はあまりないのだそう。使えば使うほどいいというわけではなく、気持ちが大事ということのようです。

※ 当記事は、ハイブリッド翻訳のワールドジャンパー(http://www.worldjumper.com)の協力により執筆されました。


参考:Feeling down? The reasons why will surprise you
http://www.news.com.au/lifestyle/health-fitness/feeling-down-the-reasons-why-will-surprise-you/story-fneuz9ev-1226710075530#ixzz2dtpZ69uB