内田フル出場シャルケ、CL本戦へ痛恨ドロー…ホームで追いつかれる

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 チャンピオンズリーグの本戦出場権を懸けたプレーオフのファーストレグが21日に行われ、日本代表DF内田篤人が所属するドイツのシャルケとギリシャのPAOKが対戦。内田は先発出場した。

 ホーム戦に臨んだシャルケは、序盤からボールを保持して攻め込む展開を見せた。押し込みながらも決定機をつかめずにいたが、32分に先制点を奪う。左サイドからゴール前にボールを送ると、中央で混戦が発生。アダム・サライが粘って右サイドにパスを供給すると、ペナルティエリア内でジェフェルソン・ファルファンが左足でのダイレクトシュートを沈めた。

 シャルケは均衡を破ると、36分にCKの流れからゴール前でサライがシュートを放ったが、GKの正面を突いた。一方、39分にはセットプレーからPAOKに決定的なシュートを打たれたが、ゴール寸前でクリスティアン・フクスがスライディングでクリア。前半を1点差のまま折り返した。

 後半に入ると、2点目を狙い69分にクリスティアン・クレメンスを投入。ところが、押し込みながら追加点を奪えずにいると、73分にPAOKに同点ゴールを許してしまう。右サイドでミロスラフ・ストフにカットインを許すと、ミドルシュートでゴールネットを揺らされた。

 追いつかれたシャルケは、77分にレオン・ゴレツカをピッチに送り出して勝ち越しを狙った。80分にはオーバーラップしたベネディクト・ヘヴェデスがGKとの一対一の絶好機を得たが、相手の好セーブに防がれてしまった。

 シャルケは負傷したファルファンに代え、87分にテーム・プッキを投入。終始押し込んだが、最後まで2点目を奪えずにタイムアップを迎えた。ホームで追いつかれ、1−1のドローでファーストレグを終えた。内田はフル出場している。

 なお、セカンドレグは、27日にPAOKのホームで開催される。