ノルディックスキーのワールドカップ・女子ジャンプで、初の日本人個人総合優勝という快挙を成し遂げたのが、高梨沙羅だ。

9日放送、日本テレビ「NEWS ZERO」では、はやくもソチ五輪の金メダル候補筆頭となった16歳のミラクル女子高生に、女優で同番組のキャスターを務める桐谷美玲がインタビューを行った様子を伝えた。

「なんか大人になりましたね。雰囲気が」と切り出した桐谷に、照れ笑いを浮かべた高梨は、前述した快挙を、「自分でもビックリするくらい飛躍できた」と振り返った。

さらに、日増しに高まる期待から、そのプレッシャーの大きさを問われると、「今年1年、ジャンプがメディアの皆さんに取り上げられて、認知度が上がったというか、女子ジャンプを知って貰う、いいきっかけが増えたなと思って。大変というか、自分のなかで考えた時期もあったんですけど、皆さんに知って頂けるためには、メディアの力をお借りしないと」と話した高梨。16歳とは思えない、しっかりとした回答には、思わず桐谷も「えらいねー」としみじみ。

また、1年前=高梨が15歳の時にも、桐谷はインタビューを行っている。この時、高梨は自分の“脳内の割合”をフリップに書き出し、その50%がジャンプ(残りは勉強と趣味が25%)だったが、今回は「なげること」「ジャンプ」「楽しみ」「嬉しいこと」がそれぞれ4分の1ずつと書き記した。

「なげること」を、「この後、(東京ドームで)始球式で投げさせて頂くことになっていて、ずっと練習してて、右の肩だけ太くなった」と説明した高梨は、大役に緊張している様子を伺わせたが、「嬉しいこと」については、「今日こうやって取材させて貰えていることで美玲さんに会えたことだとか・・・」と語り、桐谷を喜ばせることも忘れなかった。