鳥越俊太郎氏、『ザ・スクープ』で共演した田丸美寿々に「殺意を覚えた」と告白
4月8日からWOWOWプライムでスタートする海外ドラマ『ニュースルーム』(毎週月曜 23:00〜)の試写会が25日、都内で行われ、フリージャーナリストの鳥越俊太郎氏が出席した。
『ソーシャル・ネットワーク』のアーロン・ソーキンが手掛けた同ドラマは、全米で話題を集めた社会派ドラマ。
報道番組の裏側でスタッフたちがニュースをいかに伝えるかを描く。
この日は一般人向けの試写会が行われ、その後にフリージャーナリストの鳥越俊太郎氏を招き、読売新聞の大木隆士記者による進行でトークショー。
同ドラマについて感想を求められた鳥越氏は「実は3度見ましたが、3度見ても見る度に印象が深くなりますね。
日本とはテンポが違うしやたらとセリフが多く、非常にハラハラドキドキして緊張感のあるいいドラマになっていると思います」と絶賛。
鳥越氏といえば、毎日新聞、サンデー毎日の編集長を経て、1989年から2002年まで放送されたテレビ朝日系『ザ・スクープ』(2002年以降は不定期で放送)でキャスターを担当したが、「最後に報道局長が言った『昔のニュースは品格があった』というセリフが印象的でしたね。
日本もアメリカも同じで、スポンサーや視聴率を気にするようになり、視聴者が品のないところに興味を持つようになる。
根本的にアメリカも日本も抱えていることは同じだと思いましたね」と説得力のある言葉で世界共通のテレビが抱える問題を指摘していた。
また、初めてキャスターを担当した初回放送時は緊張したそうで、当時を「キョロキョロ見渡したり、緊張のあまり身体が動いちゃってチンパンジーが喋っている感じでしたよ。
自分でも笑ってしまいましたね」と振り返る。
さらに同番組の2年目から田丸美寿々氏とダブルキャスターを務めたことに触れて「CMやVTRが入るとしょっちゅう喧嘩になるんです。
『あんた喋りすぎ』と。
ある日終わって、メイク室でメイクを落としていたら彼女が後ろからやってきたんです。
『あなたの30秒のコメントでも何が言いたいかわからない。
私たちは5秒あれば何でも言える』と言ってパッと消えました。
その時、僕は殺意を覚えましたね。
でも後になってから彼女の言っていることが正しいと分かりました。
殺さないで良かったですよ(笑)。
そういう意味では感謝しています」と田丸氏に感謝しきりだった。
『ソーシャル・ネットワーク』のアーロン・ソーキンが手掛けた同ドラマは、全米で話題を集めた社会派ドラマ。
報道番組の裏側でスタッフたちがニュースをいかに伝えるかを描く。
この日は一般人向けの試写会が行われ、その後にフリージャーナリストの鳥越俊太郎氏を招き、読売新聞の大木隆士記者による進行でトークショー。
日本とはテンポが違うしやたらとセリフが多く、非常にハラハラドキドキして緊張感のあるいいドラマになっていると思います」と絶賛。
鳥越氏といえば、毎日新聞、サンデー毎日の編集長を経て、1989年から2002年まで放送されたテレビ朝日系『ザ・スクープ』(2002年以降は不定期で放送)でキャスターを担当したが、「最後に報道局長が言った『昔のニュースは品格があった』というセリフが印象的でしたね。
日本もアメリカも同じで、スポンサーや視聴率を気にするようになり、視聴者が品のないところに興味を持つようになる。
根本的にアメリカも日本も抱えていることは同じだと思いましたね」と説得力のある言葉で世界共通のテレビが抱える問題を指摘していた。
また、初めてキャスターを担当した初回放送時は緊張したそうで、当時を「キョロキョロ見渡したり、緊張のあまり身体が動いちゃってチンパンジーが喋っている感じでしたよ。
自分でも笑ってしまいましたね」と振り返る。
さらに同番組の2年目から田丸美寿々氏とダブルキャスターを務めたことに触れて「CMやVTRが入るとしょっちゅう喧嘩になるんです。
『あんた喋りすぎ』と。
ある日終わって、メイク室でメイクを落としていたら彼女が後ろからやってきたんです。
『あなたの30秒のコメントでも何が言いたいかわからない。
私たちは5秒あれば何でも言える』と言ってパッと消えました。
その時、僕は殺意を覚えましたね。
でも後になってから彼女の言っていることが正しいと分かりました。
殺さないで良かったですよ(笑)。
そういう意味では感謝しています」と田丸氏に感謝しきりだった。