現代日本と資本主義の構造から、未来を拓く為に必要な突破口について。

今この記事を読んでいるあなたは定職についてらっしゃる方でしょうか?

それが、いまの学生の「夢」や「憧れ」だと聞いたら、どう思われるでしょう?

2012年の現在、大学1年生(18歳)はライブドア事件が起きた2006年には12歳でした。

中学〜高校に入る頃にリーマンショックが起き、モノ心ついてからは不景気な世の中しか見たことがなく、就職活動は大変だと聞かされ、親はリストラされ、大学を卒業してもニート、フリーター、無職になっている先輩の多いこと。

彼らが大学を卒業して22歳になる4年後(2016年)には、日本国家の財政は破綻している可能性すらあります。

そんな日本で、どこに生きる意味を見出すことができるのでしょうか?

いま学生生活を送っている彼らに、希望を示せる大人はどのぐらい居るのでしょうか。


卒業してもすぐに就職できなければ、その翌年も雇ってくれる企業はなく、さらに機会は減って行く一方です。

そのまま1年、2年が経ち、やる気を失いながらもバイトしながら生活を続け、田舎に帰っても職はなく、東京で貧しい暮らしを送りながら、日々を過ごして10年。。

気がつけば30歳になり、キャリアも定職も希望すらない。

そんな時代、若者の大多数が無意識に「諦め」、「未来に対する不安」、「絶望」を抱えて生きている社会を、皆さんはどう思われるでしょうか?


70億の人類が住むこの地球上で、いま2億3,000万人が失業し、6億1,000万人がニートとなり、人類の1割以上が「働けるのに仕事がない」状態となっています。

資本主義社会では効率性が求められる為、農業や製造業でも機械化、IT化、ロボット化が進み、昔は10人掛かりだった仕事が今では2人でもできるようになり、ますます人間が必要とされない社会に向かっています。

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