政治評論家の三宅久之さん死去、10月には「少し好転」と近況も。

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政治評論家の三宅久之さんが11月15日、都内の病院で亡くなった。82歳だった。

三宅さんは、10月に公式ブログで「80歳を過ぎたころから心肺機能が衰えて呼吸が苦しくなり、最近では外出に車椅子、携帯酸素が不可欠となりました」と最近の体調を報告。「この10月初めからステロイドを使うようになって、食欲も出、少し好転してきました。でも一方では、持病の糖尿の血糖値も大幅に上がるんです。この辺りはお医者さんと相談しながら、コントロールしなければなりませんが…」と病状を明かしていた。

また、11月上旬には消化器系疾患の手術のため入院。10日に事務所名義で、公式ブログやFacebookに「三宅の入院で、多くの方々からお見舞いと激励のコメントをいただき、ありがとうございました。おかげさまで退院し自宅で療養中です。ブログとフェイスブックは間もなく再開いたしますので、もうしばらくお待ち下さい」と報告したばかりだった。

三宅さんは1930年生まれ、東京都出身。早稲田大学を卒業後、1953年に毎日新聞へ入社、政治部記者などを務め、1976年に退社、政治評論家となった。「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日)や「たかじんのそこまで言って委員会」(読売テレビ)など、テレビにも多数出演。読売新聞の渡邉恒雄会長と厚い親交があることで知られている。