地域密着型ポータルサイト「まいぷれ」を軸に、地域活性化に向けた各種事業を展開している株式会社フューチャーリンクネットワーク。
今回は昨年末に広報部門を立ち上げたばかりの同社の広報活動を紹介する。
(取材先:管理部経営企画・広報グループ 佐藤崇裕グループマネージャー)


「みんな地域の情報を求めている」が事業のきっかけに

地域情報サイト「まいぷれ」を軸に、地域活性化に向けた各種事業を展開しているフューチャーリンクネットワーク。そもそもの事業のきっかけは、代表の石井丈晴氏の原体験によるものだった。

常連として通っていた定食屋が、近所にファミレスが出来たことで客足が減ってしまい、廃業に追い込まれていることを知った石井氏は、何とかお店を続けられるようにできないかと考えた末に、その定食屋のホームページを作成したり、URLを記載したカードを周辺のマンション等に配ったりしたところ、客足が次々と戻ってくるのを目の当たりにした。

石井氏はこの経験を通じて、「知られていないから利用されないだけであり、みんな地元の情報を求めている」ということを実感し、地域活性化に向けた情報プラットフォームを事業にしようと考え、2000年にフューチャーリンクネットワークを設立するに至った。


地域密着型ポータルサイト「まいぷれ」(画像は千葉県船橋市版)

成長とともに、信用たる企業としての情報発信の必要性を痛感

そんな同社が広報を立ち上げたのは、2011年12月のことだった。それ以前は、数年前に企業サイトや会社案内をつくったものの、当時は各担当者が情報を持ち寄り、コンセプトがないままに蛸壺的に纏めたというものであり、またその後もほとんど更新されてこなかった。

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