ザックが3位決定戦を控える五輪代表へエール「彼らはA代表に値する選手たち」

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 8月15日に行われるキリンチャンレンジカップ2012のベネズエラ戦の招集メンバーを発表したアルベルト・ザッケローニ監督が9日、ロンドン・オリンピックの3位決定戦(10日)を控えるU−23日本代表に向けてエールを送った。

 ザッケローニ監督は、U−23日本代表の快進撃について、「彼らの活躍によって、日本サッカー界はとても良い雰囲気になっている。彼らから刺激を受けて 頑張りたい」とコメント。また、U−23代表からは権田修一、吉田麻也、酒井高徳の3人のみが選出されているが、「清武(弘嗣)、酒井(宏樹)もコンディ ションが整えば呼びたかった」と話し、「彼らはA代表に値する選手たち。しかし、残念ながら23人しか呼べないので、こういう結果になった」とうれしい悲 鳴を上げている。

 また、「3位決定戦に向けてアドバイスは?」と聞かれると、「U−23代表は関塚(隆)監督がメンバーを招集し、鍛え、ここまでチームを引っ張ってきて いる。私が入る余地はないよ」と前置きした上で、「考えなければならないのはフィジカルコンディションの回復度。メキシコ戦でもコンディションが整ってい れば違った結果になっていたのでは」とコメント。44年ぶりの銅メダル獲得への鍵は、コンディション調整にあると見ている。